代表取締役社長 - 稲熊 恭行
当社は創業以来『高品質・低コスト・納期厳守』を企業理念とし、高度な技術の蓄積と合理化を図ってまいりました。その結果、事務機器・医療機器・食品関係器具・建築部品・自動車部品・各種 通信機器をはじめ、ありとあらゆる分野から精密板金加工、プレス加工およびプレス金型の設計・作成のご用命をいただいて今日に至っております。
当社の特徴は、板金加工の5大要素(切断加工・曲げ加工・溶接加工・プレス加工・金型設計)をすべて自社内で提供させていただくことにより、お客様の必要としている加工品を、相互に技術的に連携させ、ジャストタイミングで提供できることです。たとえば、はじめに試験的な試みとして、製品を小ロットで鈑金作成します。こうして出来上がった製品に調整を加えた上で、金型を作成、その後プレスで大量生産へと切り替える、といった フレキシブルな対応も可能です。
当社では、多品種少量生産の確立を更なる合理化で図るべく、生産設備におきましても24時間稼働できるレーザーパンチ複合機を増設し、「お客様が本当に望む製品、サービスの向上」を目指し 日々挑戦しております。その過程で、金属加工機械メーカーである「株式会社アマダ」主催の「第11回優秀鈑金製品技能フェア」において「中央職業能力開発議会賞・金賞」をいただく名誉にも 恵まれました。
新型コロナウイルス感染症の拡大で社会の状況が大きく変化し、業務内容・プロセスの見直しやデジタル技術を活用した事業・業務変革を行い、お客様や新たな社会のニーズに応えられる体制づくりが必要になった今、その誇りと実績を忘れず、今後も「確かなクオリティ、コストパフォーマンス、迅速なデリバリー」を基本に、「ものづくりをデジタルで」「ものづくりを支えるデジタル」を 新たなキーコンセプトにし、お客様や社会のニーズに応えられる体制づくりを進め、適切な人材を育成し、お客様との更なる信頼関係を築いていく所在です。